販促の最重要項目

こんばんは!原です。

今朝電車の中で見たCMの中に、免震構造か建売住宅か何かのものがありました。

「か何か」ってどういうことだと思われたでしょうか。

実は内容はとても気になるものだったのですが、ゴール設定がとてももったいない作りになっていたのです。

 

 

なんでも、その建物がその土地でこのくらいの地震に遭うと、どういうふうに揺れるのかが3DCGで、目で見て分かるようなサービスだそうです。その正確さの程はあのCMからだけではちょっとわかりませんが、「免震なので地震に強い家です」とだけ言われるよりも、「あなたが実際に住むその家が、一体どれくらい地震に耐えるのか、住む前に判ります」と言われた方が、気になりますよね。

家を建てる予定なんて微塵もない私がちょっと気になったくらいなので、これから家を建てようとしている人には充分に見に行く候補に入るのではないでしょうか。日本に住む人で地震が怖くない人はきっといないでしょうし、建ててしまってから実は…という懸念が少しでも払拭できる方法があるというのは、大きなメリットですよね。

さて、そんな気になるCMだったのですが、実は会社名をまったく把握できませんでした。

なるほど、と考えながら観てしまったせいもあるかもしれませんが、体感的に、社名が出たのが本当に一瞬だったのです。

ブログに書こう!と思い社名を見て調べようとしたのも束の間、あっという間に次のCMに切り替わってしまいました。電車のムービーは音がないので、こうなってしまうと本当に手がかりがありませんね。

なんとかたどり着けないかなあと、「3D 免震」「耐震 確認 3D」と色々と検索して、ようやくそれらしいサイトを見つけました。しかし、なにせ社名を把握できなかったので、本当にこのサイトで正しいのか否かが私には判断できません…。

ちなみに検索ですが、本当にちゃんと家を建てようとしている人でも、忙しい通勤中にここまでする人はそんなに多くはないと思います。

つまりこれは、せっかくCMを打ったのにも関わらず、大きな機会損失だと思うのです。

 

チラシでもなんでもそうですが、

こんなあなたのこんなお困りごとのために、こんないいサービスがあるよ!

ということを教えてあげたら、最後には必ず

だからこう行動してね!

というのを入れてあげないと、お客様は

「それで……結局どうしたらいいの?」

となってしまいます。

例えば今回の例は通勤時間帯の電車のCMなので、気になってくれた人にスマホで検索してもらい、ホームページを見てもらい、あわよくばお問い合わせいただくというのがきれいな道筋だったのですが、大変もったいなかったですね…私も肝に銘じておこうと思います。

自分たちが今回販促に使う媒体は何なのか、どういう時に見てもらえるものなのか、最後には検索してほしいのか、お問合わせがほしいのか、

しっかりとゴールを決めて、そのゴールまで行ってもらうためにはどういう作りにするのが最適なのか、しっかり考えることがほんとうに重要だな、と再確認した通勤電車のひとコマでした!

 

読んでくださりありがとうございました!私の回はまた来週の木曜日に更新します!(今週は遅刻しました!すみません!)