「売りたい!」と思うほど売れない理由 スタッフブログ / 山口かなブログ こんにちは、カナです。もうすぐ春ですね、そして、いきなりですがクイズです!! 「4月から急に対応が増える仕事」それは何でしょう?? それは・・・・ オフィスにかかってくる 営業電話の対応です! 何かしら商品・サービス売っている会社であれば新卒社員が入社し、研修を終えると一番最初に任せられるのが「テレアポ」です。 目的は自社商品・サービスの説明練習だったり、提案するための度胸付け、など様々ですがとにかく4月~数ヶ月間は全国的にそんな新卒テレアポが増える時期と言われています。 さて、そんな営業電話ですが電話をかける立場、受ける立場の両方を経験してみると「すぐに切りたくなる営業電話」と「もう少し話を聞きたくなる営業電話」の違いが分かってきました。 ■すぐに切りたくなる営業電話■ 例えば求人サイトへの掲載企業を募る営業電話はこんな風にかけてくる会社さんが多いです。 「この度、求人サイトに新しいプランができまして期間限定で無料掲載ができるんです。一度ご紹介の機会をいただけないでしょうか?」 よくある営業電話の文言ですよね。 端的にメリットを伝えているように感じますがどの会社も似たような内容の電話をしてくるので、こちらもお決まりの「今間に合ってます」と答えるしかありません。 実際に担当者の立場になってみると「求めるスキルを持った人からの応募が欲しい!」ので合って「無料で掲載できる求人サイト」は特に必要ないんですよね。それに「新しいプラン」と言われても元を知らないので「それの何が良いの?」って思ってしまいます(^^;) こんな風に、話の入り口からこちらが何を求めているかを考えずに、売りたいサービスの紹介だけされてしまうと「すぐに切りたくなる営業電話」となってしまいます。 どの会社もきっと独自の強みがあって、必要としているお客さんもいるはずなのにそれを伝える機会を失ってしまうのは、とても勿体ないですよね。 ■もう少し話を聞きたくなる営業電話■ 逆に、思わず話を聞いてしまった営業さんの電話はこんな感じでした。 「最近デザイナー採用に関して、求めるスキルに見合った応募が全然集まらない、と相談いただくことが多いのですが、写楽さんでもそのようなお悩みってありますか?」 こちらがどんな業種かを把握してくれている時点で「何か違うぞ?」と興味を持ちましたし、サービス紹介を聞いてください!というお願いではなく「こんな事で困っていませんか?」という問いかけだったので断るという選択肢はなく、自然と会話が繋がっていきました。 詳しく話を聞いてみると、特にデザイン業界に特化した求人サービスではなかったのですが、営業さんが事前にこちらの業種を調べて、「困っていること」を予想し、それに対して出来る事考えてから電話をくれたようでした。 すぐに切りたくなる営業電話との違いは、こちらの求めているものを考えた上で、それに合わせたサービス紹介の仕方をしてくれた。という点だけです。 こうして違いを書いてみると、営業電話も、販促や集客と同じで「相手の立場になって、何を求めているのか考える」という基本がものすごく大事なんだなと改めて感じます。 でも、自分が売り手の立場になるとついつい「これがうちの良さですよ!」って伝えたくなっちゃうんですよね(汗)私も「売りたい!」という気持ちが強いほど、相手の気持ちや立場を忘れてしまうんです・・・ だからこそ、お客様側の気持ちを忘れないためにこれからも沢山、営業や接客を積極的に受けて相手の立場や気持ちを理解できるようになっていきたいです! もし「うちの営業トークを聞いて感想ちょうだいよ!」なんていう方がいらっしゃいましたらぜひ山口までご連絡ください^^喜んで、営業や接客トークの「お客様役」やらせていただきます! 0
「売りたい!」と思うほど売れない理由
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こんにちは、カナです。もうすぐ春ですね、そして、いきなりですがクイズです!!
「4月から急に対応が増える仕事」それは何でしょう??
それは・・・・
オフィスにかかってくる 営業電話の対応です!
何かしら商品・サービス売っている会社であれば新卒社員が入社し、研修を終えると一番最初に任せられるのが「テレアポ」です。
目的は自社商品・サービスの説明練習だったり、提案するための度胸付け、など様々ですがとにかく4月~数ヶ月間は全国的にそんな新卒テレアポが増える時期と言われています。
さて、そんな営業電話ですが電話をかける立場、受ける立場の両方を経験してみると「すぐに切りたくなる営業電話」と「もう少し話を聞きたくなる営業電話」の違いが分かってきました。
■すぐに切りたくなる営業電話■
例えば求人サイトへの掲載企業を募る営業電話はこんな風にかけてくる会社さんが多いです。
「この度、求人サイトに新しいプランができまして期間限定で無料掲載ができるんです。一度ご紹介の機会をいただけないでしょうか?」
よくある営業電話の文言ですよね。
端的にメリットを伝えているように感じますがどの会社も似たような内容の電話をしてくるので、こちらもお決まりの「今間に合ってます」と答えるしかありません。
実際に担当者の立場になってみると「求めるスキルを持った人からの応募が欲しい!」ので合って「無料で掲載できる求人サイト」は特に必要ないんですよね。それに「新しいプラン」と言われても元を知らないので「それの何が良いの?」って思ってしまいます(^^;)
こんな風に、話の入り口からこちらが何を求めているかを考えずに、売りたいサービスの紹介だけされてしまうと「すぐに切りたくなる営業電話」となってしまいます。
どの会社もきっと独自の強みがあって、必要としているお客さんもいるはずなのにそれを伝える機会を失ってしまうのは、とても勿体ないですよね。
■もう少し話を聞きたくなる営業電話■
逆に、思わず話を聞いてしまった営業さんの電話はこんな感じでした。
「最近デザイナー採用に関して、求めるスキルに見合った応募が全然集まらない、と相談いただくことが多いのですが、写楽さんでもそのようなお悩みってありますか?」
こちらがどんな業種かを把握してくれている時点で「何か違うぞ?」と興味を持ちましたし、サービス紹介を聞いてください!というお願いではなく「こんな事で困っていませんか?」という問いかけだったので断るという選択肢はなく、自然と会話が繋がっていきました。
詳しく話を聞いてみると、特にデザイン業界に特化した求人サービスではなかったのですが、営業さんが事前にこちらの業種を調べて、「困っていること」を予想し、それに対して出来る事考えてから電話をくれたようでした。
すぐに切りたくなる営業電話との違いは、こちらの求めているものを考えた上で、それに合わせたサービス紹介の仕方をしてくれた。という点だけです。
こうして違いを書いてみると、営業電話も、販促や集客と同じで「相手の立場になって、何を求めているのか考える」という基本がものすごく大事なんだなと改めて感じます。
でも、自分が売り手の立場になるとついつい「これがうちの良さですよ!」って伝えたくなっちゃうんですよね(汗)私も「売りたい!」という気持ちが強いほど、相手の気持ちや立場を忘れてしまうんです・・・
だからこそ、お客様側の気持ちを忘れないためにこれからも沢山、営業や接客を積極的に受けて相手の立場や気持ちを理解できるようになっていきたいです!
もし「うちの営業トークを聞いて感想ちょうだいよ!」なんていう方がいらっしゃいましたらぜひ山口までご連絡ください^^喜んで、営業や接客トークの「お客様役」やらせていただきます!