「売れる」言葉のチョイス スタッフブログ / 山口かなブログ みなさんお久しぶりです。カナです! 最近、全くブログ更新できていませんでした(^_^;) 私の仕事効率が悪いせいなのですが 最近タスク管理アプリを使い始めたんです。 そのせいか少しづつ時間配分が上手くなってきました。 (でも本当は1日35時間くらい欲しい!) さて、今日は私のとある「販促、失敗事例」をご紹介したいと思います。 このブログでは何度か書きましたが 私たち写楽は近所の某コンビニさんで、 毎週月曜に手書き看板を書かせてもらっています。 店舗はオフィス街、30-40代サラリーマンがメイン客層のお店です。 そのため、ターゲットは銀座のサラリーマンの皆さん。 「商品名をメインに書くのではなく、商品を買うとその人にどんなメリットがあるか」 を書くように心がけていて大抵売上はアップするのですが・・・・ 実は先日売上が上がらなかった看板があるんです。 それがこちら↓↓↓ (上半分のキャッチコピーや文章は私が考えてデザイナーの原ちゃんが綺麗に書いてくれました) この看板を店頭に出したのは、気温が22度だったり、 次の日は29度だったりする寒暖差が激しい週でした。 気温差が激しく疲れが取れない、体がだるいなど疲れを感じていたため 同じように疲れが取れないサラリーマンさんへ 「温かい味噌汁を飲んで、身体をあたためよう!」と呼びかけた看板です。 一生懸命考えたのですが、お客様の反応はイマイチ・・・ 売上結果が思わしくなかった原因を知りたくて 知り合いのライターさんに意見をもらいに行きました。 すると、一発で原因と思われる箇所を指摘してくれたのです。 それは「内容は良いけど、単語のチョイスが全然だめ」 とのことでした。というのも、こんな質問をされたのです。 「40代のサラリーマンってさ、「温活」って言葉知ってるの?」 ・・・確かに!と思いました。 さらにこんな指摘が。 「寒暖差でお疲れの~って書いてあるけど、みんな不調の原因が 気温の寒暖差があるせいだって自覚してるの?」 ・・・確かに! 言われてみれば「温活」は女性誌によく書かれている 冷え性対策のキーワード。 40代のサラリーマンが一瞬でピンとくる単語な訳ないんですよね。 それに「寒暖差」という言葉も抽象的で、 どんな様子なのか想像しづらいですよね。 「最近、寒暖差激しいな~」なんて思っている人よりは 「外は暑いのに、通勤電車は極寒で風邪ひきそう!」 と思っているサラリーマンさんの方が遥かに多かったと思います。 商品名ではなく、商品の良さを伝えるところまでは良かったのに、 使う表現や単語が、ターゲット丸無視だったなーと反省しました。 皆さんもお店の看板やPOPを一度見返してみてください! ターゲットに合った言葉を選べているでしょうか? 私も伝える内容だけでなく、「伝え方」にもっと 敏感になっていきたいと思います! 同じ商品でリベンジしたらまたご報告しますね! ではまた来週~^^ 0
「売れる」言葉のチョイス
スタッフブログ / 山口かなブログ
みなさんお久しぶりです。カナです!
最近、全くブログ更新できていませんでした(^_^;)
私の仕事効率が悪いせいなのですが
最近タスク管理アプリを使い始めたんです。
そのせいか少しづつ時間配分が上手くなってきました。
(でも本当は1日35時間くらい欲しい!)
さて、今日は私のとある「販促、失敗事例」をご紹介したいと思います。
このブログでは何度か書きましたが
私たち写楽は近所の某コンビニさんで、
毎週月曜に手書き看板を書かせてもらっています。
店舗はオフィス街、30-40代サラリーマンがメイン客層のお店です。
そのため、ターゲットは銀座のサラリーマンの皆さん。
「商品名をメインに書くのではなく、商品を買うとその人にどんなメリットがあるか」
を書くように心がけていて大抵売上はアップするのですが・・・・
実は先日売上が上がらなかった看板があるんです。
それがこちら↓↓↓
(上半分のキャッチコピーや文章は私が考えてデザイナーの原ちゃんが綺麗に書いてくれました)
この看板を店頭に出したのは、気温が22度だったり、
次の日は29度だったりする寒暖差が激しい週でした。
気温差が激しく疲れが取れない、体がだるいなど疲れを感じていたため
同じように疲れが取れないサラリーマンさんへ
「温かい味噌汁を飲んで、身体をあたためよう!」と呼びかけた看板です。
一生懸命考えたのですが、お客様の反応はイマイチ・・・
売上結果が思わしくなかった原因を知りたくて
知り合いのライターさんに意見をもらいに行きました。
すると、一発で原因と思われる箇所を指摘してくれたのです。
それは「内容は良いけど、単語のチョイスが全然だめ」
とのことでした。というのも、こんな質問をされたのです。
「40代のサラリーマンってさ、「温活」って言葉知ってるの?」
・・・確かに!と思いました。
さらにこんな指摘が。
「寒暖差でお疲れの~って書いてあるけど、みんな不調の原因が
気温の寒暖差があるせいだって自覚してるの?」
・・・確かに!
言われてみれば「温活」は女性誌によく書かれている
冷え性対策のキーワード。
40代のサラリーマンが一瞬でピンとくる単語な訳ないんですよね。
それに「寒暖差」という言葉も抽象的で、
どんな様子なのか想像しづらいですよね。
「最近、寒暖差激しいな~」なんて思っている人よりは
「外は暑いのに、通勤電車は極寒で風邪ひきそう!」
と思っているサラリーマンさんの方が遥かに多かったと思います。
商品名ではなく、商品の良さを伝えるところまでは良かったのに、
使う表現や単語が、ターゲット丸無視だったなーと反省しました。
皆さんもお店の看板やPOPを一度見返してみてください!
ターゲットに合った言葉を選べているでしょうか?
私も伝える内容だけでなく、「伝え方」にもっと
敏感になっていきたいと思います!
同じ商品でリベンジしたらまたご報告しますね!
ではまた来週~^^