個性と差別化

こんにちは！ツヨシです。

ウチの事務所は銀座にあるのですが

まだまだ止まない「ホテル建設ラッシュ」

ここ3年ほど、ず～～っと新しいホテルが建設され続けています。

 

2020年まであと1年ですが、

それでも建設費用を回収できる見込みなんでしょうね。

 

まぁ、確かにホテルは「空間」を売っているので

オープンさえしてしまえば、利益率が良いのでしょう。

 

ホテルといえば

こんなニュースがありました。

 

「訪日客集客へ、個性競うホテル　コンセプト強調、泊まれる本屋、ゲーム機の設置も」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000503-fsi-bus_all

 

ただ宿泊するだけでなく、

様々な「個性」を前面に打ち出し

他のホテルと差別化を図ったコンセプトホテルが

建設されているようです。

 

デザイナーの私としては興味津々ではあります(笑)

 

が、ただ「宿泊させる」だけでは

ホテルも厳しくなってきたのかもしれませんね。

 

こういう計画を行うときに気をつけなくてはいけないのが

 

その「差別化した個性」

本当にお客様が求めてるのか？

 

って、ポイントです。

 

訪日客のために「和をイメージ」した内装

とかよく耳にしますが、どれだけ実際に喜ばれているのでしょう？

 

他のビジネスでも同じです。

 

「差別化」という言葉はよく使われますが

その言葉を使う際、目線はどこを向いていますか？

 

お客様？

違いますよね

 

 

「差別化」という言葉を使う際

その目は大抵、競合他社を見ています。

 

あそこが○○をやったから

ウチは×××でいくぞ！

 

実はこのやり方では厳しい場合が多いです。

 

私はよく「差別化」ではなく「独自化」しましょう！

と、よくお話しさせていただきますが、

 

もっと「お客様」を見て、聞いて、寄り添い、

他社と比べる為の個性ではなく

お客様が「本当に求めている個性」を発揮したいですね。

 

 

では、この場合だったら、どんなホテルが良いでしょう？

 

 

う～～～ん。。。。

 

。。。。。

 

。。。

 

 

例えば、いつも銀座にあるコンビニの

お手伝いをさせていただいているのですが、

 

そのコンビニは外資系ホテルの向かいにあり

夜になると「ここは海外か！？」って思うほど

訪日客だらけになります。

 

ってか、従業員含め日本人は私だけの時も多いです(笑)

 

そこに、日本酒とチューハイと

日本のおつまみ（カニカマとか）を

英語で紹介したポップと看板を、

 

夜だけ置いたところ

 

めちゃくちゃ売上が伸びまています(笑)

 

 

銀座にある、そこそこ高級なホテルで

中には和食店も入っていますが

のんびりと部屋飲みしたい宿泊客も多いんですね。

 

訪日客の味わいたい「日本」は

もっと、一般的＆日常的な日本なのかもしれません。

 

だったら「特別で上質な日本」も良いですが

そんな「日常的な日本」を徹底的に感じさせてくれる

高級ホテルがあっても良いかもしれませんね。

 

アナタの会社の個性

競合を気にした「差別化」になってませんか？

 

一度、見直してみても面白いと思いますよ。

 

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とはいえ、このホテル建設ラッシュいつまで続くのでしょう(笑)

さすがにそろそろ収支が合わなくなる気がするのですが。。。

どういう計算で成り立っているのか今度調べてみますね！
今日も最後までお読みいただきありがとうございます！

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