「デザイナー」の今後・前編 スタッフブログ こんにちは!写楽の売上アップデザイナー、原です。 タイトルからなんだかすごく重たいテーマみたいになってしまいました…。 先日のカナさんの記事が営業さんにお役立ちな内容でしたので、今回はデザイナーさんに向けて書いてみます! 特にチラシなど販促物のデザインをやってる方、ぜひ読んで下さい。 みなさんはもう “Adobe sensei” はご存知でしょうか?そんなのもうとっくでしょうか…。 ちょっと前にあちこちで話題になっていた、Adobeの人工知能です。(詳しくはリンク先で読めます) 現段階ではデザインを詰める前の検討段階やレタッチ作業、素材の候補探しなどが得意みたいですね。 「ものすごく気の利くオペレーターさん」という感じで、実際使えたらとっても楽ができそうだな〜と個人的には感じております。 楽ができそうだな〜。 と思うのと同時に、これがリリースされた際には「オペレーターさん」はいらなくなってしまうんだろうな、とも感じました。 発注された内容を入稿データにするという作業だけなら、きっと近い将来、senseiだけで問題なくこなせるようになってしまうと予想がつきますよね。 そうなると、「じゃあやっぱりデザイナーも…???」と不安になりますよね…。 それについては大丈夫!心配ご無用です! と言いたいし、私もそう思いたいところではあるのですが… 実はこの問題は、無視できない程度に深刻です。 なぜなら、全然大丈夫じゃない仕事の仕方をしている「デザイナー」がとてもたくさん存在するからです。 大丈夫じゃない仕事ってどんな仕事でしょうか? 例えばこうです。 クライアント:「今度のセールのチラシを作って下さい。載せる商品はこれとこれとこれとこれ。価格はこう、値引きはこう。」 デザイナー:「タイトルはどうしますか?」 クライアント:「決算セール!でいいかな」 デザイナー:「色のイメージとかはありますか?あとターゲットとか」 クライアント:「ターゲットは女性です。色はピンクですかね。あと目立たせて下さい」 デザイナー:「わかりました」 この流れの仕事だと、結構ヤバイです。 普通なのでは?と思われるかもしれませんが、senseiの存在と照らし合わせて考えてみるとヤバさがわかります。 ・内容は決まったものを入れるだけ→ senseiの守備範囲内 ・トンマナも決まってる→ レイアウトの検討もsenseiの守備範囲内 言われたものをそのまま形にするだけの仕事は、全部senseiの守備範囲内なのです。 ということは、この範囲内のことは、いつか人間の手でやる必要がなくなってしまうということです。 じゃあ私たちはどうすればいいのか、チラシをやるデザイナーはもう要らないのか、というところになってきますよね。 チラシのデザイナーは必要です。 と言うよりも、「必要とされるデザイナーになることができます」! ちょっと長くなってしまいましたので、続きは次回の私の更新で書かせてください… 「お客さんは、何のためにチラシを打つのでしょうか」というテーマで、木曜日に更新予定です! また読みに来てくださると嬉しいです…! 0
「デザイナー」の今後・前編
スタッフブログ
こんにちは!写楽の売上アップデザイナー、原です。
タイトルからなんだかすごく重たいテーマみたいになってしまいました…。
先日のカナさんの記事が営業さんにお役立ちな内容でしたので、今回はデザイナーさんに向けて書いてみます!
特にチラシなど販促物のデザインをやってる方、ぜひ読んで下さい。
みなさんはもう “Adobe sensei” はご存知でしょうか?そんなのもうとっくでしょうか…。
ちょっと前にあちこちで話題になっていた、Adobeの人工知能です。(詳しくはリンク先で読めます)
現段階ではデザインを詰める前の検討段階やレタッチ作業、素材の候補探しなどが得意みたいですね。
「ものすごく気の利くオペレーターさん」という感じで、実際使えたらとっても楽ができそうだな〜と個人的には感じております。
楽ができそうだな〜。
と思うのと同時に、これがリリースされた際には「オペレーターさん」はいらなくなってしまうんだろうな、とも感じました。
発注された内容を入稿データにするという作業だけなら、きっと近い将来、senseiだけで問題なくこなせるようになってしまうと予想がつきますよね。
そうなると、「じゃあやっぱりデザイナーも…???」と不安になりますよね…。
それについては大丈夫!心配ご無用です!
と言いたいし、私もそう思いたいところではあるのですが… 実はこの問題は、無視できない程度に深刻です。
なぜなら、全然大丈夫じゃない仕事の仕方をしている「デザイナー」がとてもたくさん存在するからです。
大丈夫じゃない仕事ってどんな仕事でしょうか?
例えばこうです。
クライアント:「今度のセールのチラシを作って下さい。載せる商品はこれとこれとこれとこれ。価格はこう、値引きはこう。」
デザイナー:「タイトルはどうしますか?」
クライアント:「決算セール!でいいかな」
デザイナー:「色のイメージとかはありますか?あとターゲットとか」
クライアント:「ターゲットは女性です。色はピンクですかね。あと目立たせて下さい」
デザイナー:「わかりました」
この流れの仕事だと、結構ヤバイです。
普通なのでは?と思われるかもしれませんが、senseiの存在と照らし合わせて考えてみるとヤバさがわかります。
・内容は決まったものを入れるだけ→ senseiの守備範囲内
・トンマナも決まってる→ レイアウトの検討もsenseiの守備範囲内
言われたものをそのまま形にするだけの仕事は、全部senseiの守備範囲内なのです。
ということは、この範囲内のことは、いつか人間の手でやる必要がなくなってしまうということです。
じゃあ私たちはどうすればいいのか、チラシをやるデザイナーはもう要らないのか、というところになってきますよね。
チラシのデザイナーは必要です。
と言うよりも、「必要とされるデザイナーになることができます」!
ちょっと長くなってしまいましたので、続きは次回の私の更新で書かせてください…
「お客さんは、何のためにチラシを打つのでしょうか」というテーマで、木曜日に更新予定です!
また読みに来てくださると嬉しいです…!