デザイナーの今後・後編 スタッフブログ こんにちは!原です。 一週間、早いですね。デザイナーの皆さまに於かれましてはいかがお過ごしでしょうか。 金曜日の前日ってそわそわしますよね、ヌケモレないかとか…。お互い頑張ってまいりましょう。 さて、前回「デザイナーの今後・前編」という記事を書かせて頂きましたが、今日はその続きをお話したいと思います。 前編は“Adobe sensei”等、言われたまんまのことならなんとなくデザインが出来てしまうソフトの進化具合がちょっと恐ろしいですよねというお話でした。 チラシを生業にしていたデザイナーはもう要らなくなってしまうのでしょうか…!? デザイナーは要ります!ただ! 今のままだと、いずれそういったソフトたちと仕事を取り合う羽目になってしまうのではないでしょうか。 そうなってしまったら、今以上に仕事の単価が下がり、納期は短くなり、要求も高くなり……。 悲しい状況が目に浮かびますね。 でも、出来ることが大差ないならばこれはもう仕方がないですよね。誰も責められないと思います。 似たようなものが出来上がるなら、依頼する側は誰だって安くて早い方がいいに決まっています。私だってそうです。浮いたお金で仕様を豪華にしたりもできます。 じゃあどうしたら取り合わないで済むのかというと、これは単純です。 senseiにはできないことをやればいいんです。 今「はちゃめちゃに当たり前じゃん」とお考えになりましたね? 改行までして何を言うんだと…。 当たり前ですよね。私もそう思います。思うと同時に、 日々ポスティングされてくるチラシを見て、電車内の広告を見て、webの広告を見て、senseiにできないことができているものって、ほとんどないとも思うんです。 特にチラシ。 ちょっと今日ポストに入ったチラシを見てみてください。どうでしょうか? 店名どーん!商品名どーん!値段ばーん! というものが多くないですか? お客さんが言ったことをそのまんま、ある程度常識的な、一般的なレイアウトにいい感じに落とし込んである内容だなっていうものがほとんどじゃないですか? これはもう完全にsenseiの庭です。 そして実はこういうチラシ、大抵ほとんど効果が出ません。 お客様がなぜチラシを依頼してくるのか、考えたことはありますか? こういうふうにお聞きすると、大抵の方は「チラシを作るため」「自分では作れないから」と答えてくださいます。 じゃあ何故チラシを作るのでしょう?チラシが好きだからじゃないですよね(稀にはそういう方もいらっしゃるかもしれませんけど)。 チラシを打つ理由。それは、売上をUPするため。 あれ? 「店名どーん!商品名どーん!値段ばーん!」のチラシにあまり効果がないということは…売上はあまりUPしない…つまり、 senseiの庭では、お客様の目的を達成できるチラシが作れない…! これはキましたね。弱点見つけたりです。 でも「チラシなんてじゃあ他にどうしたらいいんだ!」ってなりますよね。 やれること、ちゃんとあります。 「店名どーん!商品名どーん!値段ばーん!」のチラシで効果が出ない理由。それは、「商品の魅力がお客様に伝わらず、買う理由が見いだせない」からです。 じゃあ買ってもらうには? 「商品の本当の魅力や価値を引き出して、ほんとうに必要としている人に届けてあげる」ことが必要になってきます。 商品の本当の「魅力や価値」は、お客様とその先に居るお客様、その人たちの生活スタイルや悩み、世相などなど、いろんなことを総合して考えて、 お客様に寄り添う事ではじめて見つけられるものです。 その商品は誰の助けになることが出来るのか、見つけ出して、「教えてあげたいあなた」に届けるためのツール。それがチラシです。 なんかとっても素敵なものに見えてきました…。 テンプレートでもなく「一般的なレイアウト」でもなくこんな作り方ができるのって、私たちの特権という気がしませんか? またまた長くなってしまいましたが、要約すると 「きちんと役割を果たすチラシは我々にしか作れない!」 ということでした。 具体的な方法が知りたいという方は、セミナーも随時やっておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい! 本当に、目からウロコと評判です。 ここまで読んでくださりありがとうございました。 これでsenseiと決別せずに済みそうですね。 レイアウト検討や素材探しなんかが大得意なsenseiたちですから、できれば敵対せず、助けてもらいたいですもんね。 私の回はまた次の木曜日に更新です! 凄く面白いPOPのセミナーに出てきたので、そのことを書きます。 またぜひ読みに来て下さい! 0
デザイナーの今後・後編
スタッフブログ
こんにちは!原です。
一週間、早いですね。デザイナーの皆さまに於かれましてはいかがお過ごしでしょうか。
金曜日の前日ってそわそわしますよね、ヌケモレないかとか…。お互い頑張ってまいりましょう。
さて、前回「デザイナーの今後・前編」という記事を書かせて頂きましたが、今日はその続きをお話したいと思います。
前編は“Adobe sensei”等、言われたまんまのことならなんとなくデザインが出来てしまうソフトの進化具合がちょっと恐ろしいですよねというお話でした。
チラシを生業にしていたデザイナーはもう要らなくなってしまうのでしょうか…!?
デザイナーは要ります!ただ!
今のままだと、いずれそういったソフトたちと仕事を取り合う羽目になってしまうのではないでしょうか。
そうなってしまったら、今以上に仕事の単価が下がり、納期は短くなり、要求も高くなり……。
悲しい状況が目に浮かびますね。
でも、出来ることが大差ないならばこれはもう仕方がないですよね。誰も責められないと思います。
似たようなものが出来上がるなら、依頼する側は誰だって安くて早い方がいいに決まっています。私だってそうです。浮いたお金で仕様を豪華にしたりもできます。
じゃあどうしたら取り合わないで済むのかというと、これは単純です。
senseiにはできないことをやればいいんです。
今「はちゃめちゃに当たり前じゃん」とお考えになりましたね? 改行までして何を言うんだと…。
当たり前ですよね。私もそう思います。思うと同時に、
日々ポスティングされてくるチラシを見て、電車内の広告を見て、webの広告を見て、senseiにできないことができているものって、ほとんどないとも思うんです。
特にチラシ。
ちょっと今日ポストに入ったチラシを見てみてください。どうでしょうか?
店名どーん!商品名どーん!値段ばーん! というものが多くないですか?
お客さんが言ったことをそのまんま、ある程度常識的な、一般的なレイアウトにいい感じに落とし込んである内容だなっていうものがほとんどじゃないですか?
これはもう完全にsenseiの庭です。
そして実はこういうチラシ、大抵ほとんど効果が出ません。
お客様がなぜチラシを依頼してくるのか、考えたことはありますか?
こういうふうにお聞きすると、大抵の方は「チラシを作るため」「自分では作れないから」と答えてくださいます。
じゃあ何故チラシを作るのでしょう?チラシが好きだからじゃないですよね(稀にはそういう方もいらっしゃるかもしれませんけど)。
チラシを打つ理由。それは、売上をUPするため。
あれ?
「店名どーん!商品名どーん!値段ばーん!」のチラシにあまり効果がないということは…売上はあまりUPしない…つまり、
senseiの庭では、お客様の目的を達成できるチラシが作れない…!
これはキましたね。弱点見つけたりです。
でも「チラシなんてじゃあ他にどうしたらいいんだ!」ってなりますよね。
やれること、ちゃんとあります。
「店名どーん!商品名どーん!値段ばーん!」のチラシで効果が出ない理由。それは、「商品の魅力がお客様に伝わらず、買う理由が見いだせない」からです。
じゃあ買ってもらうには?
「商品の本当の魅力や価値を引き出して、ほんとうに必要としている人に届けてあげる」ことが必要になってきます。
商品の本当の「魅力や価値」は、お客様とその先に居るお客様、その人たちの生活スタイルや悩み、世相などなど、いろんなことを総合して考えて、
お客様に寄り添う事ではじめて見つけられるものです。
その商品は誰の助けになることが出来るのか、見つけ出して、「教えてあげたいあなた」に届けるためのツール。それがチラシです。
なんかとっても素敵なものに見えてきました…。
テンプレートでもなく「一般的なレイアウト」でもなくこんな作り方ができるのって、私たちの特権という気がしませんか?
またまた長くなってしまいましたが、要約すると
「きちんと役割を果たすチラシは我々にしか作れない!」
ということでした。
具体的な方法が知りたいという方は、セミナーも随時やっておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい!
本当に、目からウロコと評判です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
これでsenseiと決別せずに済みそうですね。
レイアウト検討や素材探しなんかが大得意なsenseiたちですから、できれば敵対せず、助けてもらいたいですもんね。
私の回はまた次の木曜日に更新です!
凄く面白いPOPのセミナーに出てきたので、そのことを書きます。
またぜひ読みに来て下さい!