日本の映画のポスターって・・・ 成田憲明ブログ 今日の記事はデザイナーさんに是非見てほしい記事です 最近この映画のポスターがちょっと話題になっています。 「ラ・ラ・ランド」2月24日公開予定の映画です。 どんな話題かというと、、、 日本のポスターが圧倒的に○○○! ということなのですがその○○○○とは何なのか、 まずは本場のアメリカから始まり、中国、韓国、日本と続きます。 米国 中国 韓国 ・ ・ ・ ・ ・ 日本 答えは「ダサイ」です。 ですが、 ・ ・ ・ ・ 私の答えは違います。 海外と日本のポスターはよくよく比べられます。 しかし、 「初見でこのポスターを見比べた時に あなたは、どちらの映画に行きますか? 」 自分は断然「日本の方」です。 海外の方がカッコイイけど、 どんな映画なのかさっぱり「分かりません」。 たとえばあなたは本を買う時に ブックカバーがカッコいいからって買いませんよね。 それと一緒です。 物があふれている現代において消費者は 「分からない」ものは買いません。 日本のポスターには、 「この映画をみなければならない理由」がしっかりと書かれてました。 ・本年度アカデミー賞大本命 → 質が高い ・人気俳優 → ファンへの情報 ・観るもの全てが恋に落ちる → そんな体験ができる ・極上のミュージカル・エンターテイメント → 楽しいしい音楽 ・名シーンの写真の数々 → 美しい映像に酔える わたしも、ついついカッコイイものを作りがちで この騒動を振り返って自分の教訓にしようと改めて思いました。 デザイナーの皆さんも同じようになんとなくカッコイイものを 作りがちだとおもいます。 それは決して悪いことではありませんが、 その制作物がきちんと機能しているかどうか 一度振り返ってみるのもいかがでしょうか。 あなたは、カッコイイものを選びますか? それとも、売れるものを選びますか? ——————————————- 〈追記です〉 海外のデザインって「内容を示唆」 することに留めているものが多いです。 日本でも書籍のデザインはそういうものは多いですが かわりに「帯」で説明するようにしていますね。 ——————————————- ではでは。 関連記事 気持ちのイイ挨拶してますか? アンディ・ウォーホル展 永遠の15分 銀座ギャラリー巡り「退屈」 銀座ギャラリー巡り『UNSOLD』展 銀座ギャラリー巡り「1_WALL」展 お歳暮 0
日本の映画のポスターって・・・
成田憲明ブログ
今日の記事はデザイナーさんに是非見てほしい記事です
最近この映画のポスターがちょっと話題になっています。
「ラ・ラ・ランド」2月24日公開予定の映画です。
どんな話題かというと、、、
日本のポスターが圧倒的に○○○!
ということなのですがその○○○○とは何なのか、
まずは本場のアメリカから始まり、中国、韓国、日本と続きます。
米国
中国
韓国
・
・
・
・
・
日本
答えは「ダサイ」です。
ですが、
・
・
・
・
私の答えは違います。
海外と日本のポスターはよくよく比べられます。
しかし、
「初見でこのポスターを見比べた時に
あなたは、どちらの映画に行きますか? 」
自分は断然「日本の方」です。
海外の方がカッコイイけど、
どんな映画なのかさっぱり「分かりません」。
たとえばあなたは本を買う時に
ブックカバーがカッコいいからって買いませんよね。
それと一緒です。
物があふれている現代において消費者は
「分からない」ものは買いません。
日本のポスターには、
「この映画をみなければならない理由」がしっかりと書かれてました。
・本年度アカデミー賞大本命 → 質が高い
・人気俳優 → ファンへの情報
・観るもの全てが恋に落ちる → そんな体験ができる
・極上のミュージカル・エンターテイメント → 楽しいしい音楽
・名シーンの写真の数々 → 美しい映像に酔える
わたしも、ついついカッコイイものを作りがちで
この騒動を振り返って自分の教訓にしようと改めて思いました。
デザイナーの皆さんも同じようになんとなくカッコイイものを
作りがちだとおもいます。
それは決して悪いことではありませんが、
その制作物がきちんと機能しているかどうか
一度振り返ってみるのもいかがでしょうか。
あなたは、カッコイイものを選びますか?
それとも、売れるものを選びますか?
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〈追記です〉
海外のデザインって「内容を示唆」
することに留めているものが多いです。
日本でも書籍のデザインはそういうものは多いですが
かわりに「帯」で説明するようにしていますね。
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ではでは。
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