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写楽ブログ

気持ちのイイ挨拶してますか?

今週は「あいさつ週間」です。


娘が通う小学校での話です。

自分は、朝からスクールガードのお仕事でした。
(子供が無事に登校できるように見守るやつ)
なので朝から挨拶をしまくってすでに今日は疲れました。
先生も頑張って声をあげてます。
子供もちゃんと挨拶しています。

しているんだけど、、、

なんだか元気じゃないんですよね。
あ、授業前の学級挨拶は元気なんですよ。

あくまでも登校時に一人だけの時が元気がないんです。

学校ではどんな風に「挨拶」を教えているのかと思い、
娘に聞いてみました。
そしたら「友達を増やすため」「災害時に声をだして助けてもらうため」と学校から教えてもらっているとの回答。
一応「コト」として教えてもらっているようです。
ただ、何かまだ上辺で他人事のような気がしてなりません。

ふと、こんな話を思い出しました。

浅草のとある芸人がいたんですけど、全然面白くなかったんです。
ある日、劇場の社長がその芸人をクビにしようとしたら、周りの人が止めたそうです。「あの人はイイよ!」って。不思議に思った社長が聞きました。そしたらその芸人は「とても気持ちイイ挨拶をする」とのこと。それを聞いた社長は、まあ確かにということでクビを言い渡さなかったそうです。
よっぽどイイ挨拶だったんですね(笑)
そのクビを免れたその芸人はなんと、欽ちゃんこと萩本欽一でした。
あのお笑いの天才も、もし挨拶がしっかりしていなかったら別の道に進んでいた可能性もあったんですね。
つまり、挨拶ひとつで人生うまくいくこともあるということです。
これが、経験に基づいた「コト」ですよね。

どうせ子供に挨拶を教えるのなら、気持ちイイ挨拶ができるようになれば最高ですよね。挨拶を教えるにも、そこまで行くべきではないかと思ったんです。欽ちゃんの話まではいかなくても、上辺のコトで教えるのではなく、先生が自分自身で体験した「挨拶をしてあったよいコト」を自分ごととしてしっかりと伝えて、気持ちイイ挨拶をさせるまでいってこそ「あいさつ週間」が成功するといるのではないのでしょうか。また、それが本当の教育なのではないか、それが先生の本当の役割なのではないかとも思いました。

いかに「コト」を自分事として伝えるか。
自分自信にも省みてみて、コトの重要性を再認識し考えさせる1日でした。

あなたは、人に自分の経験に基づいたコトをしっかり伝えてますか?

それでは、また。

 

 


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