温泉オール

若かりし頃、こんな施設があったらな
思わずそう思ってしましました

テルマー湯

昔は、よく新宿付近でオール飲みしてました。
やっぱり楽しいんですよね。
時間を気にせずに仲間と楽しく飲んで笑って、
なにやら一体感も生まれますよね。
そして朝は、ダルくて当然でした。
ところが最近は、

温泉オール

なるものがあるようです。
つまり、24時間開店している温浴施設で
・温泉に浸かりながら
・レストランで飲みながら
・眠くなれば眠るスペースもある
そんな施設で飲み明かするそうです。
起きている必然性がないので
脱落したい人は脱落していき
体にやさしく飲み明かせます。
特に、女性をターゲットにしてて
女性が気持ち良く過ごせる感じです。
つまり、

都内にいながら「温泉旅行」に行く感覚

新しいですよね。
とはいえ、そんなテルマー湯
初めは「新宿のど真ん中に温泉！」と売り出してましたようで
ウケは今ひとつという感じでした。

しかし、利用客のニーズを汲み取り、
都内にいながら温泉旅行にいけるような非日常感に価値があることを見出し
徐々にそのライフスタイルも浸透し盛り上がっているようです。

人は「飲み明かしたい」「温泉」に入りたい訳ではない
大好きな人と「ゆっくりと楽しいお話がしたい」だけなんですね。

今、お店に来ているお客さんは「何で来ているんだろう」
「何が良いと感じているのだろう」と常日頃考え、
そこで見つかった真のニーズや必要性を「価値」としていかに伝えて行くか、
その大切さを感じずにはいられませんでした。

ちなみに、
自分は、どうしても途中で眠くなってしまい
起きたら顔にいたずら書きされるタイプでしたので
あの時テルマー湯があれば、駅のトイレの洗面所で洗顔してから
あわてて出社することはなかったかもしれません。
当時に無かった事が悔やまれます。

ではでは。